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J・I・K・A・N  怖い話

 時間なんて止まってしまえばいい!なんて思ったことはありませんか?
きっと 誰もが1度は思ったことがあるはずです。

 毎日毎日が、同じことの繰り返しで、つまらないと思っている人もたくさんいると思います。毎日がつまらないと思う理由は、なんですか?
若い頃は、時間は永遠にたくさんあるように感じますが、実際、年を得ると、どれだけ 自分が時間をムダにしていたのかと思うことがたくさんあります。あの時、一生懸命勉強していれば、もしかすると 人生も変わっていたかもしれない。

そう気がつくときには、すでに遅し。時間はもどることはできない。

--時間--  KOWAI KOWAI*

それは、いつのことだったろうか?
当時は、毎日、毎日が 同じことの繰り返しで、毎日をつまらないと感じていた。

「何か起こればいいのに」
「いつもと違う毎日が来ればいいのに」
毎日をずっと そう思っていた。


朝起きて 学校に行って、授業を受けて、帰宅して、寝て、気づけば朝。その繰り返し。
土曜も日曜も これといって やることがないから、家でゴロゴロして、いつのまにか眠ってしまって、1日が終わっていることも多かった。


「あ〜あ。 毎日 つまらない!」


そんな ある日のことだった。


「ねぇ、ねぇ! 今日 一緒に 映画行かない?」
友人に映画に誘われた。

もちろん、特別予定がないので、行くことに。
そして、友人と待ち合わせ、一緒に映画を見る。
 普段は見ない アクション映画も たまにはいいものだと 1日を友人と 楽しく過ごした。




その次の日。

「ねぇ、ねぇ! 今日 一緒に 映画行かない?」
友人に映画に誘われる。

「あれ?今日も行くの?」

「ねぇ?行くの?行かないの??」

「あ、うん。わかった。行くよ」

そして、友人と待ち合わせ、一緒に映画を見る。

   しかし・・・昨日見たはずのアクション映画を見るという友人。
「昨日 同じ映画見たのに、また見るの?」
「何言ってるの? この映画みるのははじめてだよ?」

あれ・・・?見たと思ってたけど、もしかしたら昨日は、違う映画を見たのかもしれない。
そう思い、再び 同じ映画を見ることに。

見れば みるほど・・・ 昨日見た映画。
 何回も見たいほど おもしろいのか?といえば、そうではない。
 でも、なんとなく友人には 見たよとも言えず、その日を過ごした。



その次の日。
「ねぇ、ねぇ! 今日 一緒に 映画行かない?」
友人に映画に誘われる。

「あれ?今日も行くの?」

「ねぇ?行くの?行かないの??」

昨日と同じセリフで・・・嫌な予感がしつつも、行くことにする。
「あ、うん。わかった。行くよ」

そして、友人と待ち合わせ、一緒に映画を見る。

   やはり・・・昨日も一昨日も見たはずのアクション映画を見るという友人。
「3日も続けて 同じ映画、また見るの?」
「何言ってるの? この映画みるのははじめてだよ?」
友人におされ、映画を見たが、やはり同じアクション映画。
  何がどうなってるの?


今まで見てたのが 夢?
 友人は、昨日も一昨日も 一緒に映画は見ていないという。

なんだか おかしい。

そういえば・・・帰宅すれば、毎日同じメニューの夕飯が並んでいる。
  まさか?
 そう思いつつ・・・今日が終わる。

その次の日。

「ねぇ、ねぇ! 今日 一緒に 映画行かない?」
友人に映画に誘われる。

まただ!
 やっぱり 毎日 同じなのだ。

 同じことが繰り返されている。
  どうして こうなったのだろう??
どんなに考えても 答えが出てこない。
「ねぇ?行くの?行かないの??」

「ごめん、私 行かないわ」

 きっと 行っても 同じアクション映画を見て、同じことを繰り返すだけ。
それならば、いっそのこと、断ってしまえばいい。
 同じ時間を過ごすのではなく、別の時間を過ごしたら、もしかすると 動き出すのかもしれない。
同じことを繰り返すだけの毎日から 抜け出せるのかもしれない。 そう思ったのだ。
しかし・・・また1人になったものの 特にやることもなく、スッと眠りについてしまう。

目が覚めると・・・

  あれ??

そこは 映画館。上映されてるのは、あのアクション映画。
 隣には、断ったはずの友人。

結局・・・私は、友人と最後まで映画を見て過ごし・・・同じことは繰り返された。

どうしたら・・・この毎日の繰り返しから、逃れられるのだろうか?
こんな 毎日を過ごすくらいなら、以前のほうが 断然マシである。

楽しい時間を毎日繰り返したい。
 そう思っていたけれど、毎日楽しくても 同じことを繰り返すだけなら、意味が無いのだ。

時間は常に流れているということが、どれだけ幸せなのか?
 毎日 同じことを繰り返して、どれだけの時間をムダにしてきたのか?

毎日 同じことを好んで繰り返してたのは 自分だった。
 毎日 楽しいことを過ごすのに、自ら何もしなかったから、こんな仕打ちにあったのかもしれない。


楽しいことは・・・自らの手で つかむことが大事なのだ。
その日から、新しいノートに その日あったことを日記につけることにした。
 その日楽しかったことを書き、次の日には、こんなことをしようと。

 

次の日。

「ねぇ、ねぇ! 今日 一緒に 映画行かない?」
友人に映画に誘われる。


また 同じ日が繰り返されているようだ。
  でも、そんなことでは くじけない。

「映画じゃなくて、遊園地に行かない?」

自ら 別のことをしようと一歩前に 踏み出す。
「そうだね! 天気もいいし、遊園地にしようか!」

友人と 今日は 遊園地へと行こう!
  自らが 楽しいことをしようと心がけることが、つまらない毎日を変える第一歩。

そう・・・この日から、時間は流れだした。

   前へ進もう。

同じことを繰り返さないためにも。 




記憶

思い出とは、時間が流れている証拠のひとつ。
過去の時間でも深く印象に残っている事柄が思い出となり、頭の中の記憶として残ることになる。
さらに、人間は、頭の中から記憶が消えたとしても、その頃のアルバムや一緒に過ごした友人等に会うとその当時のことを頭の中から記憶として呼び起こすことがある。そういったことから、頭の中の記憶というのは、ただ単に思い出せないだけで、頭の中に記憶として残っているのである。
しかしながら、いい事は、そのまま記憶したとしても、悪い事というのは、思い出せない。そういう記憶は頭の中から 強制削除されていることも多い。さらには、記憶を勝手にいいほうへと書き換えてしまうこともある。そういったことから、誰かが自分のことを思い出せないとしたら、きっと悪い事が起こしていて、記憶を削除してしまっている可能性が大きい。同窓会など、自分の記憶がないという人に、何か嫌なことをしませんでしたか?